「練習場では上手く打てるのに、コースに出るとスコアがまとまらない…」
そんな悩みを持つゴルファーは少なくありません。
原因の多くは、練習場でのショットが“実戦と切り離された打ち方”になっていることです。
ラウンドでは毎回違う距離・風・ライが待ち受けています。練習場で漫然と同じショットを繰り返すだけでは、その変化に対応する力は養えません。
そこで今回は、練習場でもラウンドを意識した練習を行うことで、実戦でのパフォーマンスを飛躍的に向上させる方法をご紹介します。
【STEP1】同じ番手で連続して打たない
練習場では「7番アイアンを50球連続で打つ」など、同じクラブを使い続ける人が多いですが、コースではそんな状況はまずありません。
1ホールごとにティーショット・セカンド・アプローチとクラブは変わり、ショットの距離や打ち方も異なります。
練習場でも1打ごとにクラブを持ち替えることで、頭と体の切り替えが自然と鍛えられます。
例えば、「1打目はドライバー → 2打目は7番アイアン → 3打目はウェッジ」というように、実際のホールを想定したクラブ選択を行ってみましょう。
【STEP2】毎回目標を変えて打つ
実際のラウンドでは、毎回異なる狙い場所があります。
「センター狙い」「ピン右手前」「バンカーを避けて左サイド」など、状況に応じて目標を設定します。
練習場でも「右奥の柱のやや左」「左端のネットの手前2メートル」など、具体的かつ細かい目標を変えながら打ちましょう。
これにより、ただ球を打つだけの作業から、ラウンドで必要な集中力と狙いを持ったスイングに変わります。
【STEP3】ホールを想定して通し練習をする
ラウンドでは1ホールの中で複数のショットが連続します。
練習場で「通し練習」を行うことで、ショット間の時間や流れを意識でき、より実戦に近い感覚を身につけられます。
例えば、次のように1番ホールを想定して練習します。
ティーショット:ドライバーで230ヤードを狙う
セカンドショット:残り150ヤードを7番アイアンで
アプローチ:残り30ヤードをSWでピン手前へ
これを繰り返すことで、クラブ選択・距離感・リズムの調整が自然に身につきます。
【STEP4】“外的要因”も想定する
ラウンドでは、風・ライ・傾斜といった練習場では再現しづらい要素が常に存在します。
そこで、自分の中でシチュエーションを作って打つことが重要です。
例えば「アゲンスト風を想定して番手を上げる」「左足上がりを想定してスイングをコンパクトに」など、想像力を働かせる練習を取り入れましょう。
この積み重ねが、実際のコースでの対応力につながります。
【STEP5】アプリで練習場を“仮想コース”に変える
最近は、練習場にいながらコースをシミュレーションできるスマホアプリも増えてきました。
なかでもAstro Golfersは、スマホひとつで残り距離・ライ・コースマップを表示し、まるでラウンドしているような練習を可能にします。
番手選択やコースマネジメントの練習がその場でできるので、実戦での判断力が大きく向上します。
📣 こんな人におすすめ!
・練習場では打てるのにコースで崩れやすい人
・毎回同じ練習パターンで飽きてきた人
・ラウンドでの判断力や対応力を高めたい人
『Astro Golfers』 を使えば、いつもの練習場が仮想コースに。
実戦さながらの練習で、スコアアップを狙いましょう!
まとめ
- 同じ番手を続けて打たず、実戦の流れを意識する
- 毎回具体的な目標を変えて集中力を高める
- 通し練習でクラブ選択・距離感・リズムを養う
- 外的要因を想定した想像力トレーニングを行う
- アプリを使えば練習場が仮想コースに変わる