グリーンの読み方とは?傾斜と芝目を読むコツをやさしく紹介

グリーンの読み方とは?傾斜と芝目を読むコツをやさしく紹介

ゴルフ初心者から中級者にとって、スコアアップの大きな鍵を握るのが「パット」。特に、グリーン上でのボールの動きを読み解く能力は、スコアを大きく左右します。しかし、傾斜や芝目など、読むべきポイントが多く、最初は何を意識すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、グリーンの読み方をやさしく丁寧に解説します。ラウンド中にすぐ使えるコツや視点も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


なぜグリーンを読む必要があるのか?

ゴルフのグリーンは一見平らに見えても、実は微妙な傾斜や芝の流れがボールの軌道に大きく影響します。同じ距離でも、傾斜や芝目を読む力があるかどうかで、パットが決まる確率は大きく変わってきます。

まずは傾斜を見る

基本的なポイントは「高いところから低いところへボールは流れる」ということ。グリーンに上がったら、ホールの周囲をぐるっと見渡し、全体の地形を把握します。特にカップの周りの傾斜が強い場所は、目視でも判断しやすくなっています。

傾斜の見分け方

  • 足裏の感覚:歩いたときに斜めになっている感覚に注目。
  • 地形全体を見る:池やバンカーがある方へ傾いていることが多い。
  • 他のプレーヤーのラインを見る:同伴者のボールの転がり方は貴重なヒントになります。

芝目(しばめ)も大切な要素

芝目とは、芝の葉がどちらに向かって倒れているかを示す言葉です。芝目に逆らって打つとボールの速度が落ち、順目だと速く転がります。太陽の位置や、芝の色(濃淡)を見ることで芝目の方向をある程度推測できます。

芝目を読むコツ

  • 濃い緑=逆目:芝が自分に向かって倒れている。
  • 明るい緑=順目:芝が自分から遠ざかる方向に倒れている。
  • カップ周り:特に最後のひと転がりで芝目の影響を受けやすいので要注意。

感覚だけに頼らず、ラインをイメージする

視覚的に傾斜や芝目を読むだけでなく、実際にしゃがんでボールからカップへのラインを「想像」してみましょう。グリーン面をじっくり観察することで、どこでどれくらい曲がるかが徐々にわかってくるようになります。

最終的には「経験」と「反復」

傾斜や芝目を正確に読む力は、数多くのラウンドや練習によって徐々に養われていきます。最初はミスして当然。大切なのは「読もうとする意識」を持ち続けること。そうすることで自然と目が肥え、直感も磨かれていきます。


グリーンを読めるとゴルフがもっと楽しくなる

ただボールを打つだけでなく、地形や芝と対話しながら進めていくパッティングは、まさにゴルフの醍醐味のひとつ。少しずつでも「読む力」を養っていけば、スコアだけでなくゴルフそのものの楽しさが何倍にも広がります。


▼ AstroGolfers 公式サイトはこちら ▼


AstroGolfers公式サイトバナー

https://astrogolfers.com