ゴルフを始めたばかりの人がラウンドに出ると、最初に直面するのが「ティーショット」という言葉です。
「ティーショットってどこから打つの?」「ドライバーと同じ意味なの?」など、初心者にとっては少し分かりづらいこの用語。本記事では、ティーショットの意味やルール、ドライバーとの違い、そして上手に打つための基本ポイントを丁寧に解説します。
ティーショットとは?
ティーショット(Tee Shot)とは、各ホールの最初に打つショットのことです。スタート地点である「ティーイングエリア(ティーグラウンド)」から、1打目として打ち出すショットを指します。
ホールの構成に関わらず、パー3・パー4・パー5すべてのホールで最初に打つショットはティーショットです。
ティーアップしてボールを置ける唯一のショットでもあり、最も「気持ちよく飛ばせるチャンス」と言える一方で、ミスするとそのホール全体に響く重要な一打でもあります。
ドライバーとの違いは?
「ティーショット=ドライバー」と思われがちですが、厳密には少し異なります。
- ティーショット:1打目に打つショット(クラブの種類は問わない)
- ドライバー:主にティーショット用に使うクラブ(1番ウッド)
つまり、ティーショットは状況によってアイアンやフェアウェイウッドで打つこともあるのです。特にパー3ではアイアンで打つのが一般的です。
ドライバー=1Wで打つかどうかはホールの長さやプレイヤーの戦略次第ということを覚えておきましょう。
ティーショットで気をつけるべきルール
初心者が見落としがちなルールをいくつか紹介します。
- ティーマークの間にティーアップ:ティーイングエリアの指定範囲内から打つこと
- 空振りも1打になる:スイングして当たらなかった場合もカウント
- OB(アウトオブバウンズ)に注意:打ったボールがコース外に出たらペナルティ
ティーショットは自由に構えられる反面、ルールも明確に定められているので、事前に確認しておくことが重要です。
ティーショットを上手に打つための基本
初心者でも実践できる、ティーショットの安定感を高めるコツをご紹介します。
- ボール位置は左足かかと延長線上:ドライバー使用時の基本位置
- 体重配分は左右均等に:構えた時点でバランスを整える
- 肩のラインは飛ばしたい方向へ平行に:目標方向にアドレス
- スイングは大振りよりもリズム重視:力まずスムーズに振り抜く
ティーショットは「飛ばしたい」という気持ちが強くなりすぎて、力みやミスを招きがちです。安定したフォームとリズムを意識することが、ナイスショットへの第一歩です。
実戦感覚でティーショットを覚えるには?
ティーショットは座学や動画で理解しても、実際に構えて打ってみないと感覚がつかみにくいもの。
そこでおすすめなのが、ゴルフ練習アプリ 「AstroGolfers(アストロゴルファーズ)」です。
AstroGolfersでは、仮想コースを使ってティーショットからラウンドを体験できるモードが搭載されており、風や傾斜、距離を意識した一打を何度でも練習できます。
また、使用クラブの選択やショットの軌道なども記録されるため、「なぜミスしたのか」「次はどこを意識するか」が明確になり、初心者が楽しみながら学べる環境になっています。
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