「アプローチで高さが思うように出せない…」
そんな経験はありませんか?
実は、ボール位置・フェース角度・振り抜きのイメージを少し変えるだけで、高さのコントロールはグッと簡単になります。
高さを自在に操れると、ピン位置やグリーンの形状に応じた攻め方ができ、寄せワンのチャンスが大幅に増えます。
ここでは、低弾道・中弾道・高弾道を打ち分けるための実践的な練習法をご紹介します。
「高さ別の基準ショット」を作っておくことで、ラウンド中の迷いが減り、スコアメイクに直結するアプローチが打てるようになります。
【STEP1】中弾道(基準ショット)を作る
まずは基準となる中弾道から始めましょう。
SW(サンドウェッジ)やAW(アプローチウェッジ)を使い、ボールはスタンスの真ん中に置きます。
ポイント
- フェースはスクエア。腰から腰のハーフスイングを意識。
- キャリーとランの比率はおおよそ 7:3。
- 手首は固めすぎず、軽くスピンをかけるイメージで振る。
ドリル:5球中3球を±1Y以内に収める
看板やマットの距離を目標に、キャリーの感覚を身体に染み込ませましょう。
【STEP2】低弾道の打ち方
低弾道は、グリーン手前で転がしたいときや、強い風を抑えたい状況に有効です。
ポイント
- ボールをスタンス中央より右寄りに置く。
- フェースをやや立て、ハンドファーストで構える。
- スイング幅はコンパクトにし、体重は左足寄りをキープ。
ドリル:低弾道3球チャレンジ
- 20〜30Y先のターゲットを狙う。
- キャリーとランの比率は5:5を意識。
- フォローで押し出すようにして、スピンのかかり過ぎを防ぐ。
【STEP3】高弾道の打ち方
高弾道は、バンカー越えやピンが奥にある状況で役立ちます。
フェースを開き、ロフトを活かしてボールを高く打ち上げます。
ポイント
- ボールをスタンス中央より左に置く。
- フェースを軽く開いてアドレス。
- ロフトを使うイメージで打ち出し角を高くする。
ドリル:高弾道5球セット
- 25〜35Y先のターゲットを狙う。
- キャリー8:ラン2を目安に。
- フィニッシュまでしっかり振り切る。
【STEP4】低・中・高を交互に打つ
同じターゲットに対して高さを変えると、フェース角度やスイングの違いが体感しやすくなります。
セット例
- 1球目:低弾道(ボール右寄り・フェース立てる)
- 2球目:中弾道(基準スイング)
- 3球目:高弾道(ボール左寄り・フェース開く)
この3球をワンセットにし、10セット程度繰り返して感覚を安定させましょう。
【STEP5】Astro Golfersで高さ戦略をシミュレーション
ラウンド中は、「ここは低く出したい」「ここは高さ重視」といった判断がスコアを左右します。
Astro Golfers を使えば、仮想ラウンドで高さ戦略を事前に練習し、ショット結果を手入力して再現できます。
こんな人におすすめ
・アプローチの高さが毎回バラバラな人
・バンカー越えや転がしが苦手な人
・高さ別の基準ショットを作りたい人
Astro Golfers を活用すれば、ラウンドで必要な高さ別ショットを仮想的に再現でき、実戦感覚が鍛えられます。
まとめ
- まずは中弾道を基準に、低・高の打ち分けを習得する
- ボール位置とフェース角度で高さを変える
- 交互打ち練習で再現性を高める
- Astro Golfersで高さ戦略をシナリオ化して実戦力アップ