練習場では自分のペースでゆっくり構え、何度も素振りをしてから打つ――そんな光景をよく見かけます。
しかし、実際のラウンドでは「時間」という制限がつきまといます。
前の組との間隔、後続組への配慮、同伴者とのテンポ。どんなに技術があっても、テンポが遅ければプレッシャーがかかり、
ショットの精度にも影響が出ます。
この記事では、練習場でも時間制限を設けてプレッシャー耐性を高める方法を紹介します。
ラウンドで「時間」に追われる理由
プレー時間を意識することは、単にマナーの問題ではありません。
1打に時間をかけすぎるとリズムが崩れ、緊張状態が長く続いて集中力が切れます。
プロゴルファーでも、打つまでに時間がかかるとミスショットが増えるというデータがあります。
つまりテンポ=リズム=安定感なのです。
練習場でできる「制限付き練習法」
時間制限を設けることで、判断力とテンポを鍛えることができます。
特別な機材は不要。スマホのタイマー機能を使うだけで、誰でもすぐに実践できます。
【基本ルール】
- 1球ごとに30〜45秒以内で構えて打つ。
- 構え直しや素振りは1回まで。
- 打ったあとの反省は、タイマーを止めずに短くまとめる。
「あれこれ考える前に、決断して打つ」という習慣をつけることで、
実戦での迷いを減らし、スイングのリズムが安定します。
おすすめ練習メニュー:15分ラウンドチャレンジ
限られた時間の中で、1ホールずつ想定しながら打ってみましょう。
- 1〜3分:ティーショット(ドライバー)
- 4〜6分:セカンドショット(アイアン)
- 7〜9分:アプローチ(SW)
- 10〜12分:リカバリー練習(ラフ想定)
- 13〜15分:最終ショット・反省メモ
この15分間を“1ホールの模擬ラウンド”とし、打つ前のルーチンを省略せずに行うのがポイント。
毎回同じテンポで構えることで、「焦らず、遅すぎず」という理想のリズムを身につけられます。
プレッシャー練習の上級編:「制限時間+ペナルティ」
慣れてきたら、制限時間に加えて小さなペナルティを設定してみましょう。
たとえば「時間オーバー1回=腕立て5回」「連続ミス2回=次は1番手上げて挑戦」など。
緊張感を意図的に作ることで、本番のプレッシャーを再現できます。
なぜ時間制限が上達に効くのか
制限時間を設けると、スイングよりも判断に意識が向きます。
「この距離なら8番か9番か?」「風があればドローかフェードか?」――
こうした短時間の判断トレーニングこそ、ラウンド中に役立つ本当の実戦力です。
アプリでリアルタイム練習をさらに充実
Astro Golfers(アストロ ゴルファーズ)を使えば、
スマホひとつでラウンドをシミュレートしながら時間を意識したプレーが可能です。
「あと30秒で次のショット!」というように、リアルな時間感覚で練習を進めることができます。
世界中のプレーヤーと同時にラウンド体験ができ、集中力とテンポの持続にも最適。
英語・日本語・ドイツ語など8言語対応で、グローバルなゴルフ練習を楽しめます。
▼ Astro Golfers 公式サイトはこちら ▼
「時間を区切る」ことで、練習が単調な打ち込みから“競技的な集中トレーニング”に変わります。
次の練習では、タイマーをセットしてスタートしてみましょう。
1球にかける真剣度が、確実に変わるはずです。